一戸、軽米、大野、平庭
2012年9月22日
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単に、国道4号線を行くのは面白くないので
岩手町御堂から脇道を通りました。
これは大志田ダムです。
朴舘家(ほおのきだてけ)住宅という看板を見つけた。

集落で言うと一戸町駒木である。以外に国道4号線に近い。
すごく大きい。岩手最大の古民家です。
自由に見学できる。(協力金を入れる)
江戸時代末期の豪農の住宅だと言う。
中はこうなっています。
これだけ大きいと維持が大変だと思います。

しかし、全然、有名でもなく宣伝もしていません。
観光資源としてはもったいないかも。
国道4号線に根反の大珪化木という看板がありました。
行ってみましょう。
これが根反(ねそり)の大珪化木です。
ただの木を切った跡みたいですが
直立していた木が火山灰に埋まり、木の組織に珪酸分がとけて入り
木の組織と置き換わったものです。
1700万年前のものだという。なんかすごいね。
ここら辺には大珪化木が多い。
一戸町の市街地に実相寺があります。
そのイチョウです。漢字で書くと公孫樹。

この木の向かいにある木には看板があって

雄株の一部に実が付くという珍しい木と書かれています。
(国指定天然記念物)

※イチョウは雄株と雌株があり雌株のみ実がなる。

浪打峠一里塚
一戸から二戸に抜ける道(奥州街道)の一里塚である。
明治時代に広い道路を作ったため塚は邪魔になって壊したという。
しかし、ここは国道4号線が馬仙峡の方を通ったため塚は残っている。
鳥越観音への道は巨大鳥居がある。
鳥越観音(鳥越山観音堂奥院)へはかなり歩く。
上の方は眺めがいいと思ったら全然良くなかった。


807年に慈覚大師によって開基されたという。
岩屋を利用して作られている。
糠部三十三観音巡礼の29番札所。
鳥越もみじ交遊舎
(竹細工の実演と販売)

鳥越観音の駐車場付近にあります。
一戸から県道5号で九戸に抜ける途中、来田、弁天の湯という
温泉?を発見。
その由来が記載されている。
温泉は一戸町立 来田保養センターという施設です。

読みは「らいた」だと思ったら「らいでん」でした。

確か、入浴料400円、分析表がないが単純泉だと思う。
まずまずじゃないですか。
峠(トンネル)を越えて九戸村に入る。
ここは長興寺の大イチョウ、高さ32m。

一説には九戸政実が出陣の際に手植えしたと言う。

尚、長興寺は九戸一族の菩提寺である。
1693年に山火事で焼失、159年経た1852年に再建された。
休憩には道の駅 おりつめ がいいです。
雪谷川ダム、フォリストパーク軽米です。
春のチューリップが咲いている時はきれいです。
キャビンやキャンプ場があります。
国道395号を久慈方面に進むと、旧大野村に入ります。
産業デザインセンター(おおのキャンパス)と道の駅おおの が
あります。
とても広いです。
道の駅おおの です。
腹ごしらえでラーメンを食べました。
(確か赤鶏ラーメン)
後は帰るのみ、なるべく直線的なルートを採ります。

国道395号から県道292号に入ります。
目指すのは平庭峠。
地図を見てルートファインディングします。

水沢と山形の分岐点、山形方面に進みます。
もちろん山形県の山形ではありません。
久慈市に入ります。(旧山形村です)
県道42号にぶつかります。
旧山形村戸呂町です。
軽米方面に向かいます。
岡掘という集落で葛巻方面に向かいます。
伊保内、平庭高原方面に進みます。
出ル町というところです。
県道5号にぶつかります。
ここを右折、荷軽部、九戸方面に進みます。

日野沢集落です。
直進すると九戸村伊保内、左折すると荷軽部です。
荷軽部方面に向かいます。
直進すると九戸村伊保内、左折すると国道281号です。
国道281号方面に行きます。

荷軽部というところです。
スノーシェルターを越えると国道281号にぶつかります。
盛岡方面に向かいます。
平庭峠です。

実際の平庭峠は県道29号に入って少し走ったところにあります。
県道29号に入って少し走ったところに平庭岳登山口があります。
歩いてみましょう。
樹林を歩いて行くと草原に出ます。
正面は平庭岳1059.8mです。
秋の花、ウメバチソウが咲いています。
西側の展望、岩手山と姫神山が見えます。
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