烏帽子岳(1477.5m)
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秋田駒ケ岳の北、岩手・秋田県境の稜線に位置する。
遠望しても目立つ山ではなく、稜線上の小ピーク程度である。

しかし、登ってみると高山植物の種類、量、展望の良さ、沼、湿原、さらに登山口の温泉など
山の楽しさが凝縮している。
尚、秋田側の呼び名は乳頭山という。秋田側の登山口には乳頭温泉がある。
古い地図を見ると 烏帽子岳(乳頭山)であったものが 乳頭山(烏帽子岳)になって、今や乳頭山のみの場合もある。
残念なことに烏帽子岳という名称が消えつつある。
以前起こった秘湯ブームで乳頭温泉の名が広がり、山の名も乳頭山が一般になったようだ。
なんとか烏帽子岳という名前を残してもらいたいものである。


登山口は秋田側が乳頭温泉郷、岩手側が滝ノ上温泉である。
どちらも、周回コースを取れる。

乳頭温泉郷より

登り 2:30
下り 1:30

乳頭温泉郷の黒湯から登り、乳頭山山頂に達し、そのまま同じコースを下山してもいいが
田代平経由、孫六湯へ下る。(蟹場温泉に下るルートもあり)
歩行距離が岩手側より短いし、温泉の知名度から圧倒的にこちらから登る人が多い。
滝ノ上温泉より
登り 3:00
下り 3:10

アクセスが悪いので自家用車利用が望ましい。

滝ノ上温泉に駐車場とトイレがある。
白沼経由、烏帽子岳山頂に登り、下りは千沼ヶ原を経由して葛根田川(旧地熱熱水造成施設)へ出る。
車道歩きで滝ノ上温泉に戻る。
高山植物が咲いている季節は大変すばらしい。
このコースはお勧めだ。
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